参考文献:ハリー・ポッター関連

■なぜハリー・ポッターなのか?

魔女狩りに関する書籍とくに翻訳本の場合、魔法や魔術、妖術、あるいは魔術師、魔法使い、魔女、妖術師などといった訳語が頻繁に出てきます。しかし「似て非なる」これらの言葉の差異(ニュアンス)は、日本人には理解しづらいもの。

そうした言葉が、ハリー・ポッターの中では著者により使い分けがされている様子。そこでハリー・ポッターを通じて、(少なくとも現代の)イギリスあるいはヨーロッパの魔法・魔術に対する見方や考え方に接することができるかも……と思い、取りあげてみました。

※といいつつ、私は未読状態ですが(^^;)

各紹介書籍からは、ネット書店「amazon.co.jp」および「bk1」へのリンクを張っています(書名のリンクはamazon.co.jpへのリンクです)。

内容詳細の確認あるいは書籍を購入したい方は、リンクをクリックすると、各オンライン書店のページが表示され、購入手続きができます(クリック即購入ではありませんのでご安心を)。

■ハリー・ポッターの原書にトライする?

以下の原書がamazon.co.jpより入手可能です。

「ハリー・ポッター UK版/Harry Potter・UK Edition」シリーズ(イギリス版)

「ハリー・ポッター US版/Harry Potter・US Edition」シリーズ(アメリカ版)

いずれもペーパーバックらしく、日本語版より安価に購入できるようです。ちなみにアメリカ版には原書(イギリス版)と一部異なる表現があるのだとか。そもそもタイトルが変更されています。→『Harry Potter and the Sorcerer's Stone 』(原題は『Harry Potter and the Philosopher's Stone』)。

なぜ原書なのか? それは邦訳では伝わりきらないニュアンスが理解できるのでは?と思うからです。

例えば「ホグワーツ魔法魔術学校」。原語では「Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry」。しかし「Witchcraft=魔法」「Wizardry=魔術」ではありません。witchは女性でwizardは男性なので、むしろ「Witchcraft=女性の使う魔法」「Wizardry=男性の使う魔法」となり、『魔女・魔法使い学校』というニュアンスを含んでいるのではと思われます。

このように、原書を見ることでハリポタの持つ世界観をより正確に知ることができるかもしれませんね?

その他、ハリーポッター関連の書籍については、「Amazon.co.jp: ハリー・ポッターストア Harry Potter Store」に詳細情報や最新情報があります。シリーズ最新作の予約も受付中のようです。

■ハリー・ポッターを通して、現代イギリスの魔法世界観を知る?

以下、私は未読なのですが、ハリー・ポッターを通して、現代イギリスの魔法世界観について理解を深めることができるのでは?と思われる書籍をbk1でピックアップしてみました(計7冊)。

1 『ハリー・ポッター』の秘密の教科書
(林 雪絵著/\1,400/データハウス)
世界的ベストセラーシリーズ「ハリー・ポッター」の個性あふれる登場人物、魅惑的な物語について研究。作者のJ・K・ローリングの生い立ちやこれまでの人生を紹介。ハリー・ポッターの世界を楽しむためのガイドブック。書評によると『日本との文化の違いをふまえて、日本人読者のために疑問を徹底追求している』とのことなので、興味が惹かれる本。

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2 『ハリー・ポッター』と魔法使いの謎 『ハリーポッター』の秘密の教科書 2
(林 雪絵著/\1,400/データハウス)
世界的ベストセラーシリーズ「ハリー・ポッター」の個性あふれる登場人物、魅惑的な物語について研究。第3巻「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」を中心に紹介。ハリー・ポッターの世界を楽しむためのガイドブック。

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3 『ハリー・ポッターの魔法の世界』
(デイヴィッド・コルバート著/田辺 千幸訳/\1,200/角川書店)
ハリー・ポッター・シリーズの世界には、様々な神話や伝説、文学が隠されています。魔法使いは必ず箒に乗って飛ぶ? 最初の魔法使いは誰? など作品の中の「もうひとつの世界」をそっと教えます。

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4 『ハリー・ポッターの魔法世界ガイド』
(アラン・ゾラ・クロンゼック著/エリザベス・クロンゼック著/和爾 桃子訳/\1,800/早川書房)
「ハリー・ポッター」の第1〜4巻に登場する、妖精・怪獣・幻獣から、石化症、賢者の石などの事項や錬金術師、魔法使いといった80以上の項目をイラストつきで解説。ファン必携の画期的ガイドブック。

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5 『魔法使いと賢者の石の本当の話(二見WAi WAi文庫)』
(福知 怜著/\495/二見書房)
ハリー・ポッターのような魔法使いは存在した!? 魔法なんておとぎの話などと多くの人は言うけれど、魔法使いは本当にいたのです。古代から現代にいたるまで、魔法の研究を続けてきた本物の魔法使いの本当のお話。……という内容なのですが、表紙絵見るとどうもエンターテイメント色が濃いかも?一応参考図書程度として。

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6 『ハリー・ポッターで読む伝説のヨーロッパ魔術』
(冬木 亮子著/\1,500/冬青社)
歴史上有名な魔術師や錬金術師たちの名がさりげなくちりばめられるなど、ヨーロッパの不思議世界が息づく「ハリー・ポッター」の世界。登場するヨーロッパ文化のさまざまなエッセンスをわかりやすく紹介する。

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7 『『ハリー・ポッター』の秘密の学校』
(ローリングを愛する魔法の会著/\1,400/アートブック本の森)
魔法の学校へ入学! ホグワーツに入学するには、ホグワーツの学校生活と授業ガイド、魔法界の歴史、ハリー・ポッターに出てくる食べ物など、大ベストセラー「ハリー・ポッター」のサイドブック。

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